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●スナッチャー


西暦2042年の悪夢。

彼等は密かに人間とすり替わることから

スナッチャーと呼ばれた・・・・・・。



メタルギアシリーズでMSXユーザーにはお馴染みの小島秀夫が監督のアドベンチャーゲームです。

物語の舞台は、近未来のネオ・コウベシティー。

謎のバイオロイド『スナッチャー』と過去の記憶を求める主人公ギリアン・シードの戦いを描きます。

ゲームの至るところに小島氏ならではのこだわり、そして遊び心がちりばめられていて、

ダークで渋い雰囲気の中でも思わずうなってしまったり、時には吹き出すことさえあるでしょう。

さらに付属のコナミ御謹製SCCカートリッジの作り出すサウンドはこのゲームにピッタリなので

サイバーな雰囲気をより盛り上げてくれること間違いナシ。

感動は時代やマシンスペックを問わない、という好例です。


<登場人物紹介>

ベンソン・カニンガム。JUNKER局長。変な絵の趣味を持っている。

ジャン・ジャック・ギブスン。映画でよくいる「いきなり死ぬ役」が彼。MSXで日記をつけていたりする。

ミカ・スレイトン。JUNKERの受付嬢をやっている。ギリアンの誘いをヒラリとかわす『やり手』である。

ハリー・ベンソン。JUNKERではメカニックを担当。今では数少ない20世紀の人間である。

カトリーヌ・ギブスン。ジャンの1人娘で、今をときめくアイドル。14歳。脱ぎます!若いです!


<小島秀夫のこだわり>

@詳細な背景設定

ゲームには直接関わってこない物、あるいは
言葉すら出てこない物にでさえ細かい設定がなされています。
そんな一見無意味にも思える綿密な設定が生む現実感(リアリティ)を大切にしているんですね。

A付属SCCカートリッジ

アドベンチャーゲームと言えば基本的に「絵と文字」だけの世界なのですが、
耳からも「スナッチャー」の世界観を存分に感じ取ることができます。
このSCCカートリッジがまたいい音を出すんですよね。

B映画的手法を取り入れる

←街の夜景をバックにスタッフロールが始まる。

ゲームを始めると、簡単な歴史的背景が説明された後にいきなりスタッフロールが始まります。
このあたりからも小島氏が映画を強く意識していることがうかがえます。
そしてエンドタイトルもまるで映画のそれのようにスタッフの名前が延々と続きます。はっきり言って長いです。
ゲームを終えたとき、まるで一本の映画を見終わったかのような錯覚におちいるかもしれません。
バックで流れる音楽も映画音楽のような作りで、僕のお気に入りの曲になっています。

Cひたすら渋い雰囲気

小島氏の作るゲームはところどころでおちゃらけがあるものの、
一貫してダークな雰囲気で統一されています。
このへんに小島氏のダンディズムを感じることができますね。



<小島秀夫の遊び心>

@女を口説く

←ギリアンは「服を取る」「男を見せる」「匂いをかぐ」といった変態行為が大の得意。

小島氏の考える主人公は、手当たり次第、女を口説きます。
「小島作品=口説きゲー」と言っても過言ではないほど。
ゲーム中では相棒のメタル(♂)とのやり取りが微笑ましくてオモシロイです。

Aミニゲーム

←『JUNKER'S EYE』でトレーニングもできる。
←最大の難関、モンタージュ作成。証言を元に犯人の顔を作り出せ!

退屈なコマンド選択の繰り返しであるアドベンチャーゲームにおいて、
ミニゲームはピリッと辛いスパイスのようにプレイヤーの頭を刺激します。
特に戦闘シーンで用いられる「モグラタタキ式シューティングゲーム」は、
ゲーム中のいつどこで始まるのか分かりません。
ボーッとしているといきなり敵に襲われてゲームオーバーなんてこともあります。
アドベンチャーゲームなのにアドベンチャーゲームらしからぬ緊張感が味わえる、
そんな不思議なゲームが「スナッチャー」なのです。

Bお色気を忘れない

男子たるもの、女体への関心は尽きることを知りません。(笑
このゲームでは14歳のカトリーヌちゃんが頑張ってくれちゃってます。

Cお笑いだって忘れちゃいない

普段は二枚目を演じているギリアンも、時には三枚目に変身します。(特にACT2では)
ずっこけたり、水をかぶったり、時速250kmで走ったり・・・。
これによってゲーム中にプレイヤーの感情は
「緊張」、「感動」、「笑い」の間を何度も行き来することになるでしょう。
このへんは「シティハンター」のノリ、と言えば分かってもらえると思います。
でもキメるところはビシッ!とキメてくれるのでゲーム全体の雰囲気を壊すまでには至っていません。
このへんは小島氏のセンスが為せる技でしょうね。