第2回 職業選択の自由


M&M2には全部で8種類の職業が用意されていて、
プレイヤーはその中から選んでパーティーを編成することになる。
このとき偏った選択をしてしまうと非常にバランスの悪いパーティーになってしまう。
具体的に言えば「ピンチに弱い」という特徴を持つことになる。
逆に、上手に職業を選んであげればそれだけコンプリはグッと近いものになるのだ。
そこで僕がこれまでの経験から考える「最高の職業選択」をしたパーティー構成を提案していきたい。
特に初心者の人に参考にしてもらえれば幸いである。
ただし、ここでは種族、性別、属性は考えないものとする。

ズバリ結論から言ってしまうと、傭兵を2人雇った場合で
【騎士】・【騎士or戦士】・【戦士】・【盗賊】・【僧侶】・【射手】・【射手】・【魔法使い】
の組み合わせが最も効率的だと考えられる。
これにはもちろんそれなりの理由もある。

@強力な前線

とりあえず先頭から騎士または戦士を3人並べる。2人では少ないと思う。
3人目に盗賊や僧侶が続くようではやはり心許ない。
前線のキャラは敵を打ち砕く戦闘力となるだけでなく、後方の味方を守る堅固な壁ともなるのだ。
それに、クロンは「力」と「魔法」の世界ではあるが、やはり力の比重が大きいように思う。
しっかりとした力があって初めて魔法が活躍できるということを忘れてはいけない。

A鍵開け要員は絶対に盗賊

4人目に盗賊を置く。
盗賊は攻撃力は高くないが、「忍び寄り」の能力を存分に発揮させたいのでこの位置に。
忍者を使わない理由としては、
 →盾を装備できないのでACが低くなりがち。
 →鍵開け技能が盗賊よりもやや劣る。
などが挙げられる。
僕のようにビジュアルにこだわるのならば忍者にしても構わない。
Katanaを装備した忍者なんて、考えただけで一番汁が出てしまいますよ。
でも忍者は弱いぞ〜。(笑

B僧侶系が2人以上

5人目に僧侶がくるが、僧侶はHP、ACともに比較的高いので
射手を前に出すくらいならば僧侶を前に出したほうが安全、という考え方である。
上のパーティーでは僧侶系の魔法を使えるキャラが2〜3人いることになる。
回復役にまわることができるキャラが複数いるということは、特に冒険の後半で非常に心強い。
そういった意味で前線に戦士を混ぜたのだが、
それならばいっそ戦士を3人並べたら?と思うかもしれない。
しかし戦士は魔法が使える分、騎士に比べて戦闘能力が若干劣り、成長も遅いのだ。
前線がなかなか強くならないようでは、やはり冒険は苦しいものになってしまうだろう。

C後方からの攻撃

6人目と7人目に射手を2人並べる。
はっきり言ってこれはとても強いのでオススメの組み合わせだ。
射手は攻撃の正確さが非常に高いのでミスすることがほとんどない。
安定した戦力として、パーティーを支えていくことはまず間違い無いだろう。
体力の無い射手はやはり後方からの援護射撃が適役なのだ。

D1人は欲しい魔法使い

そして最後に魔法使いを置く。
強力な攻撃魔法は一瞬にして敵を打ち砕き、味方のダメージも最小限に抑えられる。
「1人は欲しい」と書いたが、実際は「1人で十分」といったところだ。
射手を2人並べれば魔法使い系がパーティー中3人もいることになる。
もちろん射手は魔法を覚えるのが遅いのだが、
冒険後半になるに連れてその真価を発揮してくるだろう。
その中でもしっかりと魔法を使える魔法使いの存在は大きいのである。

ここまで読んで、上記パーティーの良さがお分かりいただけただろうか。
3人目の【騎士or戦士】は、前半に苦労することを覚悟の上で
戦士にしたほうが後々のことを考えるとベターなのかもしれない。
冒険後半になるとアホみたいに強い敵と戦うことになるので、
回復係が多数いることはパーティーに余裕を与える意味でも良いことだと思う。
それから、言うまでもなく上記のパーティーが必ず最高であるということではないし、
プレイヤーそれぞれにそれぞれの考える「最高」があるだろうから、
その自分の「最高」に向かって自身を持って突き進んでもらいたい。
でも野蛮人は個人的には使えないと思う。(1stパーティーにいるのだが)
ACが低くなってしまうのはやはり戦闘要員としては失格なのではないだろうか。
この「野蛮人の存在意義」についてはおそらく後々論じることになると思う。
もし野蛮人を愛してやまない人がいたら、ぜひその意見を聞かせてもらいたい。